遺品整理を進める中で、「これはもう使わないから処分しよう」と判断したものの中に、実は高い価値があるものが紛れていることがあります。後から「あれは売ればよかった」と後悔しないために、品目別の見分け方を知っておきましょう。
① 貴金属・宝飾品
金・銀・プラチナのアクセサリーやコインは、見た目が古くても素材自体の価値があります。変色していたり形が崩れていても、地金(きんこう)として買い取ってもらえることがほとんどです。
- 指輪・ネックレス・ブレスレット・ブローチ
- 金歯・銀歯(歯科用金属も買取対象)
- 金貨・銀貨・記念コイン
- インゴット(金の延べ棒)
② ブランド品・時計
ルイ・ヴィトン、グッチ、エルメスなどのブランドバッグや、ロレックス・オメガなどの腕時計は、たとえ古くても高価買取の対象になります。付属品(箱・保証書・ギャランティカード)があるとさらに高値がつきます。
- 有名ブランドのバッグ・財布・スカーフ
- 機械式・クォーツの腕時計(メーカー問わず査定可)
- 万年筆(モンブラン・パーカーなど)
③ 着物・帯
紬・訪問着・振袖などの着物は、状態が良ければ高額買取になることがあります。有名作家のものや証紙(着物の品質を証明する証明書)が揃っているものは特に価値が高くなります。
- 大島紬・結城紬などの高級紬
- 正絹(シルク100%)の着物・帯
- 作家もの・百貨店で購入したもの
④ 骨董品・美術品
掛け軸・壺・陶器・絵画などは、一見するとただの「古いもの」に見えますが、有名作家や窯元のものであれば高値がつくことがあります。作者の落款(らっかん)や共箱(きょうばこ)の有無も重要です。
⑤ カメラ・フィルムカメラ
ライカ・ニコン・キャノンなどの一眼レフカメラや、現在リバイバルブームのフィルムカメラは根強い需要があります。レンズ単体でも高額買取の対象です。
⑥ 切手・古銭
昔の切手や古銭は、コレクターの需要が高く、状態が良ければ額面を大きく上回る価格で取引されることがあります。一見古いだけに見えても、希少価値があるものが多いです。
価値の判断に迷ったらまとめて査定へ
品目ごとの価値を素人が判断するのは難しいものです。「捨てるべきかどうか迷っている」ものはとりあえず箱にまとめておき、写真を撮って専門家に査定を依頼するのが一番安全な方法です。
遺品整理の窓口では、品物の写真を送るだけで複数の買取業者に一括査定を依頼できます。「本当に価値があるのか」の確認から始めていただくことも可能です。